導入文
転職活動中、
誰かに正直に話せていましたか?
「転職しようと思っている」と言い出すのは、
なかなか勇気がいることです。
職場の人には絶対に言えない。
友人に話すと広まるかもしれない。
家族に心配をかけたくない。
私も最初はそうでした。
転職活動中に感じた不安は
主に3つありました。
「本当に内定をもらえるのか」
「転職先が自分に合っているかどうか」
「転職して後悔するんじゃないか」
どれも、経験したことのない
「先の見えない不安」でした。
この記事では、私が転職活動中に感じたことを
包み隠さずお伝えします。
不安だったこと、気づいたこと、
転職活動を通じて得たもの。
今まさに転職活動中で
不安を抱えている方に、
「こういう人もいたんだ」と
感じてもらえれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 転職活動中に感じた3つの不安とその正体
- 転職活動を通じて気づいたこと
- 転職活動中に得たもの・変わったこと
- 不安を抱えながら転職活動を進めるコツ
結論
転職活動は、「次の職場を探す作業」だけではありませんでした。
自分が何を大切にしているか、
どんな薬剤師でありたいか、
何に不満を感じていて何を求めているか。
転職活動を通じて、
これまで言語化できていなかった
「自分のこと」が
少しずつ見えてきました。
結果として転職は成功しましたが、
転職活動のプロセスそのものが
私にとって大きな財産になりました。
転職活動中に感じた3つの不安
不安① 本当に内定をもらえるのか
転職活動を始めた当初、
一番漠然とした不安が
これでした。
「調剤経験が少ない病院薬剤師が、
調剤薬局に採用されるのだろうか」
エージェントに登録して最初の面談で、
担当者から
「病院薬剤師の経験は調剤薬局側から
高く評価されますよ」と言われました。
でも正直なところ、
最初はその言葉を
半信半疑で聞いていました。
「それはセールストークじゃないのか」と。
実際に面接を経て内定をもらったとき、
初めてその言葉が本当だったと
わかりました。
「病院経験があるからこそ、
ぜひ来てほしい」と言われたときの
安堵感は、今でも覚えています。
この不安から学んだこと
「自分の市場価値は、
自分では正確に評価できない」エージェントや転職市場の反応を見て、
初めてわかることがあります。
不安なまま動き始めることが、
不安を解消する一番の近道でした。
不安② 転職先が本当に自分に合っているか
内定をもらうことへの不安が
少し薄れてくると、
今度は別の不安が出てきました。
「この職場が本当に自分に合っているのか」
求人票を見ても、
職場見学をしても、
「絶対にここだ」という確信が
なかなか持てませんでした。
私が今の職場を選んだのは、
条件面が他より良かったからです。
「雰囲気が絶対に合う」という
確信を持って選んだわけではなく、
結果的に合っていたというのが
正直なところです。
転職活動中、この不安を
完全に解消することは
できませんでした。
でも転職してみてわかったのは、
「完全な確信を持てる職場は存在しない」
ということです。
この不安から学んだこと
「職場との相性は、
入ってみないとわからない部分がある」だからこそ、事前にできる確認(職場見学・
エージェントへの情報収集)を
徹底することと、
「100点の職場はない」という
前提で選ぶことが大切だと気づきました。
不安③ 転職して後悔するんじゃないか
これが、転職活動中に
一番長く続いた不安でした。
「病院を辞めたら、
もう戻れないんじゃないか」
「今の職場のほうが
実は良かった、となるんじゃないか」
病院薬剤師としての3年間で
積み上げてきたものを
手放すような感覚がありました。
この不安をパートナーに話したとき、
「後悔するかどうかはやってみないとわからないけど、
やらずに後悔するのはもっとつらいんじゃない?」
と言ってもらいました。
その言葉が、
転職を踏み切る
大きな後押しになりました。
この不安から学んだこと
「後悔するかどうかは、
やってみないとわからない」でも「やらないことへの後悔」は
「やったことへの後悔」より
ずっと大きいことが多い。
転職して後悔したとしても、
また転職という選択肢がある。
そう思えるようになってから、
気持ちが楽になりました。
転職活動中に気づいたこと
気づき① 自分が何を大切にしているかが見えてきた
転職活動を始める前、
「当直がなければいい」
「年収が上がればいい」という
漠然とした希望しか
持っていませんでした。
でも転職活動を進めるなかで、
エージェントに希望を伝えたり、
求人を比較したりするうちに、
「患者さんと継続的に関わりたい」
「チームの雰囲気が良い職場がいい」
「専門性を活かせる疾患領域がある職場がいい」
という、より具体的な「自分の価値観」が
見えてきました。
転職活動は
「次の職場を探す作業」ではなく、
「自分を知る作業」でもあったと
今は思っています。
気づき② 病院での経験の価値に気づいた
転職活動中、
エージェントや面接官から
病院での経験を高く評価してもらう場面が
何度かありました。
「病院薬剤師の経験がある方を
探していました」
「TDMや病棟での経験は
うちの薬局でも活かせます」
毎日当たり前のようにやっていた業務が、
外から見ると「貴重な経験」として
評価されていることに
気づいていませんでした。
自分の経験の価値は、
外に出てみて初めてわかる。
これは転職活動を通じた
大きな気づきでした。
気づき③ 「転職=逃げ」ではないとわかった
転職を考え始めたころ、
「病院を辞めることは逃げじゃないか」
という感覚がありました。
でも転職活動を進めるなかで、
その感覚は変わっていきました。
転職は「自分のキャリアを
自分でデザインする行動」であり、
逃げでも失敗でもない。
転職活動そのものを通じて、
その確信が深まっていきました。
転職活動を通じて得たもの
得たもの① 自分のキャリアへの主体性
転職活動前の私は、
「職場が用意してくれた環境で働く」という
受け身のスタンスでした。
転職活動を経て、
「自分でキャリアを選ぶ」という
主体的な感覚が生まれました。
「この職場で何を学び、
次にどこへ進むか」を
自分で考えるようになりました。
得たもの② パートナーとの対話
転職活動中、
パートナーに正直に話していました。
「病院を辞めたい。転職を考えている」と
伝えたとき、
「一緒に考えよう」と
言ってもらえました。
転職活動を通じて、
「将来どんな生活をしたいか」
「お互いのキャリアをどう考えるか」という
対話が生まれました。
転職は個人の決断ですが、
家族・パートナーを巻き込むことで
むしろ関係が深まることがあると
気づきました。
得たもの③ 「自分には選択肢がある」という感覚
転職活動前は、
「今の職場しかない」という
閉塞感がありました。
転職活動を通じて
複数の求人を見て、
エージェントと話して、
面接を経験することで、
「自分には選択肢がある」という
感覚を取り戻せました。
転職するかどうかに関係なく、
「選べる立場にある」と知ることが
気持ちを楽にしてくれます。
不安を抱えながら転職活動を進めるためのコツ
① 不安を言語化する
「なんとなく不安」のままでいると、
気持ちがループし続けます。
「何が不安なのか」を
紙に書き出してみてください。
私が転職活動中に書き出した不安リストは、
書いているうちに
「実はそれほど大きくないかも」と
気づけるものもありました。
② 信頼できる人に話す
転職活動を一人で抱えていると、
不安が膨らみやすいです。
パートナー・友人・エージェント。
誰でもいいので、
話せる人に話してみてください。
「話すことで整理される」ことが
あります。
私はパートナーに正直に話したことで、
「後悔するかもという不安」が
かなり軽くなりました。
③ まず動いてみる
「準備が整ってから動こう」と
思っているうちは、
なかなか動けません。
転職サイトへの登録・
エージェントへの相談は
無料でできます。
「転職するかどうかを決める前に、
情報収集だけする」という
スタンスで動き始めるだけで、
不安の正体が
少しずつ見えてきます。
まとめ
この記事のまとめ
転職活動中の不安
- 内定をもらえるか→動いてみると市場価値がわかる
- 転職先が合っているか→完全な確信は持てないが、事前確認を徹底する
- 後悔するか→やらない後悔よりやった後悔のほうが小さい
転職活動中の気づき
- 自分が何を大切にしているかが見えてきた
- 病院での経験の価値に外から気づいた
- 転職は逃げではなくキャリアの主体的な選択
転職活動で得たもの
- キャリアへの主体性
- パートナーとの深い対話
- 「選択肢がある」という感覚
転職活動は、
不安と隣り合わせのプロセスです。
でも振り返ってみると、
その不安のひとつひとつが
「自分を知るきっかけ」に
なっていました。
今まさに転職活動中で不安な方へ。
完全に不安がなくなることはありません。
でも「不安があっても動ける」と
知っているだけで、
少し気が楽になるかもしれません。
転職するか迷っているなら、
まずは情報収集だけでも十分価値があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 転職活動中の不安は
消えることがありますか?
A. 完全には消えません。
ただし、動き始めることで
「漠然とした不安」が
「具体的な課題」に変わります。
具体的になれば、対処できます。
Q. 転職活動をパートナーに
伝えるべきですか?
A. 状況によりますが、
私はパートナーに伝えて
良かったと思っています。
「一緒に考えてもらえる」という
安心感は大きかったです。
Q. 転職して後悔した場合、
また転職できますか?
A. できます。
薬剤師は転職市場での需要が高く、
複数回転職している方も
珍しくありません。
「一度きりの選択」ではないと
知っておくことが
不安を軽くする助けになります。
Q. 転職活動中、職場に
バレないか不安です。
A. 転職サイトは個人情報を
適切に管理しており、
現職場への漏洩は
基本的にありません。
面接は有給を使えば
在職中でもバレずに進められます。
Q. 転職活動中、
誰にも相談できない場合は?
A. エージェントへの相談が
一番手軽です。
「転職するかどうか迷っている」という
段階からでも話を聞いてもらえます。
また、このサイトのLINE相談も
お気軽にご活用ください。
監修者プロフィール
ラビ薬剤師(運営者)
薬剤師免許取得後、病院薬剤師として3年間勤務
(急性期病院・病棟業務・当直経験あり)。
m3.com転職を利用して調剤薬局へ転職し現在3年目。
転職活動中はパートナーに正直に話し、
「不安・気づき・得たもの」を経験した。
転職後にファルマスタッフへ登録し対面面談の質の高さを実感。
小児科・感染症領域を得意とする。
「実際に転職した薬剤師が本音で語る」をコンセプトに、
薬剤師の転職情報を発信中。
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